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2012年3月14日水曜日

「釣り人の権利と栃木県の観光を守る」 への署名協力をお願いします!


 食品衛生法で4月1日よりセシウムの基準値が引き下げられ、
私達の釣りの対象であり、栃木県の重要な観光資源でもある渓流魚にも、適用されることとなり、本年度の解禁が延期、事実上の中止となりました。

第一に「釣り」と「食」とは別物です。
釣りをすること自体は何も問題が無いのに釣りをする行為そのものを、
食品衛生法で制限するのは間違っています。

そして今回対象となった天然の渓流魚はそもそも絶対数が非常に少なく、
多くの食卓に並ぶほどいないのが現状で、
食品としてよりも観光、レジャーとしての側面のほうが大きいのです。
ですから私達にとって釣りが出来る出来ないという単純な問題ではありません。
観光業で成り立っている日光、中禅寺湖、湯元、鬼怒川川治温泉、那須塩原温泉の観光事業そのものにも、
多大な悪影響を与えかねないのです。

「釣り」は地域の産業とも密接に関わっており、町おこしとしても成果を上げています。
釣り関連事業者は勿論、釣り場近くの商店、飲食店、宿泊施設にも被害は及びます。
また、釣り人の姿が消えることでの風評被害も起こりえます。

昨年、奥日光湯元温泉にある湯の湖では重油流出という事故により一時禁漁となりました。
当然、釣り人の姿は消え、湖面には一艘の釣り船も浮かんでいません。
ボートは100艘ほどあるそうですが、そのほとんどが岸に引き上げられ、観光客用に20艘ほど用意していたそうです。
ところが重油によって釣り船も浮かべられないという状況を不気味に感じてしまったのでしょうか?
観光客はボートをまったく借りなかったそうです。
今度はこれと同じことが、もっと広範囲で起きてしまう可能性があるのです。
その後、湯の湖は「キャッチ&リリース」という持ち帰り禁止の措置を取り解禁。結果、普段より多くの釣り人が訪れ賑わいました。

「釣り」と「食」は全くの別物であり、この二つの側面を持つ渓流魚を食品としてだけのくくりで扱ってしまうと、
多くの二次被害、三次被害を生み出してしまうことを再認識し、
釣り人の当然の権利と栃木県の観光産業を守る為、
一日も早く「キャッチ&リリース」を法令化し全面解禁することを要望します。

下記サイトより電子署名が出来ます

釣り人の権利と栃木県の観光を守る http://www.shomei.tv/project-1917.html

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